お正月のお花にはどんな花材が使われますか?
昔は門松の立派なものでは、松竹梅を使われています。
ホテルや会社のエントランスに豪華に飾られています。
対で飾られますよ。
花材はもちろん着物や歌、襖などにも松が描かれて格が上がりおめでたいことに使用されます。
そして日本の山野の風景の中に松はかかせません。
松は日本を代表する植物です。
また日本人が親しむ祭木(まつりき)が、松の語源ともいわれています。
コロナを吹き飛ばせるように、幸せを願い松を飾りましょうね。
松はめでたい木の代表ですから、門松にも使われます。
冬でも1年中常緑で不老長寿の象徴です。
生命力も強い。
昔から神が宿る神聖な木とされ、
神が宿るのをまつ
繁栄の意味合いもあります。
幹の木肌が亀の甲のように見えるところで、亀も万年生きる長寿の象徴でおめでたいものとされていますね。
新年の年神さまを迎えるために、ぜひお飾りしてくださいね。
そして忘れてはいけないのが、門松を飾る前に家をお掃除されて飾ってくださいね。
飾るのも12月28日です。
新年を迎える準備ができましたよ~と年神さまに知らせる印にもなる門松です。
上の写真などでもよく見る門松は斜めにカットしてある竹を使っていますね。
その他にまっすぐに切った竹で作った門松もあるんです。
まっすぐ平行にカットされた竹で作った門松を寸胴と呼びます。
話はそれますがこの形はいけばなの器として使います。呼び名も同じ寸胴です。
実はこちらの形が本来の形だったそうです。
歴史の中で変化していき、今街中で多くみる斜めカットの形になりました。
そしてその斜めにカットされた竹を使った門松を「そぎ」と呼びます。
節の部分を少し含めて切ると、切口が笑った口のように見えるため縁起が良いとされています。
2021年は笑って過ごしたいものですね♡